歯周病治療
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歯周病治療
歯周病(歯周炎・歯肉炎)に関しては多くの誤解があるようです。心当たりはございませんか?
歯周炎は治らないのでしょう?
「歯周炎は年齢だからしょうがない。」とか、「どうせ、治らないのだから諦めている。」といったお話をよく耳にします。しかし、歯周炎は年齢には関係ありません。
失った歯ぐきや顎の骨、そして歯がすべて戻ってくるとは言いませんが、ケースによっては戻せる方法があります。
少なくとも健康に生活できるレベルには回復し、治すことができます。
なにをするんですか?歯石を取ればいいんでしょう?
歯石を取るだけでは不充分です。
さらに、歯石は完全に取らなければなりませんが、歯石を完全に取るということはかなり難しい治療なのです。
そんじょそこらの歯科医師や歯科衛生士が出来る治療ではないのです。
「うっそ~、私は半年に一度30分もかけて取ってもらっているけれど。」との声が聞こえますね。
「取ること」と「取れていること」は違うのです。
そして歯周炎の治療に有効なスケーリング(歯石取り)は歯科衛生士が最低でも前歯一本に10分以上、奥歯なら一本に30分の時間が必要であるとの見解が専門家の意見なのです。
当然、高橋歯科醫院の歯科衛生士は様々な研修で腕を磨き、PDS研究会に所属し日夜勉強と研鑽を積み、歯科専門雑誌にも高橋歯科醫院のスタッフの論文が掲載されるほどの腕前なのです。
さらに日本歯周病学会の認定歯科衛生士でもあります。
病気だから健康保険が利きますよね?
おっしゃるとおりです。疾病なのでその治療には健康保険が適応になります。
ですが、状態によっては健康保険の範囲では現実的には歯周炎が治りきらないことがあります。
初期の進行状況の歯周炎でもその完治に半年から1年という歳月がかかります。
きちんと治すのに必要な長い期間や繰り返しの除石(スケーリング)や歯ブラシのお話、骨や歯ぐきを再生させる薬剤や施術も健康保険では認められていません。
どのような治療をするのですか?
歯周病は特別の場合を除き、かからずにすむ病気です。その原因の多くはご自身の生活習慣に由来しています。
食生活習慣、歯ブラシ習慣、等々・・の一つ一つの生活習慣改善の積み重ねが最も大切です。
一朝一夕には成りません。治るまでには長い期間がかかります。
その間、担当の歯科衛生士が歯石を取りながらあなたの気持ちに寄り添い二人三脚で治療してまいります。
あなたの専任の担当歯科衛生士がつきます。まず、この事がとても重要です。
個人個人でお口の中は千差万別です。さらに、その状態は日々変化します。
継続してあなたのお口の中の状態を熟知し、あなたの健康状態やライフスタイルをよく分かっている担当歯科衛生士が居ないようでは、歯周病の治療はおぼつきません。
今までいつも決まった担当歯科衛生士が居ましたか?
なぜ、美容院では担当が決まっているのに、歯科医院では担当が決まっていないのでしょう?
高橋歯科醫院では、担当歯科衛生士があなたのお口にあったカスタマイズした歯ブラシの仕方をご提案し、歯ブラシで取りきれないプラーク(細菌の塊)や歯石を専用の器具を用いて除去し細菌のいない健康な組織に回復することのお手伝いをします。
それでも炎症が治まらないところがあります。その場合は、麻酔をして歯科医師が歯ぐきの施術を行います。
また、骨や歯ぐきの再生術を行うこともあるでしょう。
精度の高い冠や義歯・インプラントなどが必要かもしれません
当院の高橋はAAP(アメリカ歯周病学会)の国際メンバーです。
UCLAや各方面で再生療法をはじめ、様々な治療方法を習得しています。
もし、歯の無いところがあれば残っているご自身の歯の負担を軽減することが必要になります。
ただでさえ残っている歯は支えの骨が歯周病で少なくなっているのです。これ以上過度な負担は禁物です。
負担のかかりにくい精度の高い義歯やインプラント。また、咬み合せの治療が必要かもしれません。
メインテナンスは継続予防。これからが本番です
最終的に失った歯の代わりのインプラントや義歯、ブリッジ、そうした人工物を含め一通り歯周病の治療が終わった後、今の健康な状態を維持するために定期的なメインテナンスが必要になります。
さあ、治療が終わりました。長い間よくがんばられましたね。
でも、これからが本番です。
この健康をいつまでも保つには、定期的なお口のチェックやご自分ではどうしても磨き残してしまう部分へのサポートが必要です。
思い出してください。歯周病の原因は生活習慣でしたよね。
ダイエットと同じで、ちょっと油断するとすぐに後戻りをしてしまいます。気をつけましょう。
長い間にくじけそうになった時、その時こそ担当の歯科衛生士の出番です。
あなたの心に寄り添ったスタッフに何でも打ち明けていただければと思います。