小児歯科・妊産婦歯科
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小児歯科・妊産婦歯科
さあ~!困りましたね?
お子さんの虫歯はつくらないのが一番だけど。検診で「虫歯あり」に◯がついてしまいましたか?それとも、ママが仕上げ磨きで黒いトコロを見つけたのかな。
「歯医者さん初めてだし、嫌がって泣いて診せないんじゃないかしら?治療できるかしら??」ってママは思っていますよね。大丈夫ですよ。
まずはお子さんとも信頼関係が大切ですから「歯医者さんごっこのトレーニング」をして、慣れてもらってから実際の治療をするようにしています。
そして、もう一つ大切なことがあります。
いくらトレーニングをしても、いざ実際の治療が痛ければお子さんは嫌がりますよね!!
治療には当然麻酔をする訳ですが、麻酔の注射自体が痛くないのです。俗に言う「無痛治療」こそが、お子さんの治療のキーワードなのです。
大人の方でも「いつ?麻酔したんですか??」と言う方が多くいらっしゃいます。
なので、ママにお願いです。
当院の治療ではお子さんに「痛いのによく頑張ったね。」と決して言わないでください。
だって、痛くないんですよ。お子さんは麻酔の注射をされたことを気づかずに治療が終わるんですから。
マイナス一歳からの虫歯予防と食育
治療は終わっても、継続予防が大切です。
ダラダラ食べを止めておやつの時間を決めたり、水分補給のためのジュースを止めて麦茶にしたり。
食生活を改善することは虫歯予防に限らず、食育としてとても大切です。
味覚は3歳までに決まると言われています。
その時期にジュースなどの濃い味に慣れてしまうと、生涯濃い味でないと満足できなくなり糖尿病や高血圧などの生活習慣病予備軍になってしまいます。
食育で大切なことが三つあります
一つ目は、三歳(乳歯列完成期)までの食の形態、二つ目は、食事時の姿勢、三つ目は、食事の雰囲気です。
そして、虫歯予防と言う意味では、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはむし歯菌はいないという事実。では、むし歯菌はどこから来るのでしょうか?
実は多くの場合、ママのお口から感染するのです。
離乳食の際にママが息を吹きかけて冷ましたり、同じスプーンを使うことによってママのむし歯菌が赤ちゃんのお口に移ることが分かっています。
ならば、まだ、赤ちゃんがお腹にいる間に、ママのお口の中のむし歯菌を少なくしたり、むし歯菌を穏やかな性質のものに変えることが可能なのです。
是非、皆さんに試して欲しいものです。
妊産婦歯科・赤ちゃん同伴ベビーカーでもOK
マイナス一歳からの虫歯予防も言い換えれば妊産婦歯科ですが、妊娠期には様々な体調の変化がありそれらが唾液の量や質に変化を与えたり歯肉炎になりやすかったりします。
また、以前から歯周炎をもっているママは早産の危険性が高いことも分かっているのです。
赤ちゃんはママと胎盤で繋がっており、子宮と言うデリケートなベットの中にいるのです。
是非、思いやって欲しいものです。
また、無事出産された後のお口のお手入れも疎かにできません。ご自分のお口の綺麗さが可愛いお子さんの生涯の健康につながるのです。
当院ではベビーカーが治療用椅子のすぐ横まで入れますので、赤ちゃん連れでも安心して治療に通えます。
また治療中に赤ちゃんが泣いてぐずっても、気兼ねない個室での治療や治療中の折のみ赤ちゃんをお世話できるベテランのスタッフが居ります。
また、ママが治療中に横でお気に入りのDVDをご覧になることも出来ます。
これなら、ママの治療が終わるまでいい子にして待てるね!
歯列矯正治療・筋機能療法(MFT)・態癖指導
「歯列矯正」の所でも書かせていただきましたが、子供の時代だからこそ出来る様々な歯列矯正があります。
もっと言えば、子供の時代にこそすべき歯列矯正があるのです。
そこには歯並びと車の両輪ともいえるお口の周りの筋肉のエクソサイズである筋機能療法(MFT)や歯並びを歪ませる大きな原因の一つである態癖の指導もとても重要になります。
子供の時代において小さな歪みのうちにその事に気がついてあげられれば、結果小さな努力と投資で生涯を通じての健康を手に入れることが出来るのです。
鼻呼吸指導
また、近年大きな問題となっているのが「口呼吸」です。 最近のお子さん(子供に限らず大人の方も)には鼻で呼吸するのではなく口で呼吸をするお子さんが増えています。いわゆる「ポカンお口顔」です。
この原因は色々ありますが、主には舌の力の弱さや離乳食の与え方の問題から唇の力の弱さが大きく絡んんでいます。
口呼吸ですと、虫歯や歯肉炎・歯周炎ももちろんリウマチ・アトピーなど全身の様々な病気の原因に繋がります。
これらを是正することにも筋機能療法が活用されます。
小児歯科の使命 「健やかな成長」の援助
お子さんの歯科治療というと兎角「虫歯」がクローズアップされがちですが、「健やかな成長」の援助と言う意味で大切な事は日々発育成長する子供さんたちを定期的に見守っていくシステムと、成長発育のステップからはずれそうになる兆候を見つけ是正してあげる技術です。
その手段として、虫歯治療や食育そして歯列矯正治療、筋機能訓練や態癖指導があるのです。
私は大学病院時代から日大の小児歯科助教授だった故大竹邦明先生に可愛がっていただき多くの事を学びました。
また、障害者歯科学教室における六年間の研鑽の中で小児歯科専門医の多くの先輩から薫陶を受け、小児歯科認定医を取得しました。
もとより子供だけを治療して居る訳ではないので、その後の専門医は辞退しましたが、近年においては高田泰先生の主宰する「咬合育成研究会」において子供たちの健やかな成長を願う者としての知識と技術を深め、さらに今井一彰先生にご指導いただき口呼吸の改善に力を注いでいます。