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2007/04/09[院長コラム]番外編 がんばれ!歯科衛生士 その1

  いよいよ4月になり、今週は入学式の親子連れ姿をちらほら見かけます。新人の季節ですね。
 当院にもこの4月から新人スタッフが入りました。ホームページ上での正式なご紹介は少し先になるので、一足早くこのページを借りて紹介させて頂きます。
 歯科衛生士 小竹 由美子 です。
 歯科衛生士としては新人ですが、一度社会人を経験しており「栄養士」の資格も持っているしっかり屋さんです。初々しい中にも落ち着きがありたのもしく、また期待しています。
 さて、「歯科衛生士」という職業を皆さんはどれだけご存知でしょうか?『歯医者さんでお手伝いをしているお姉さん』ぐらいの認識ではないでしょうか。「歯科衛生士」は国家試験を合格し取得する立派な資格です。今までは2年生の専門学校に通い学んだのですが、ここ数年のうちに4年制の教育システムに移行する事になっています。それゆえ、かなり高度な専門的な知識とスキルを身につけたプロフェッショナルと考えて頂ければと思います。
 単なるお手伝いのお姉さんではありません。
 しかしながら実際、歯科医院の現場では「歯科衛生士」が大変不足しており、一般に「歯科助手」と言われるお手伝いのお姉さんがほとんどだと思われます。一方、れっきとした資格である「歯科衛生士」を持っていながら、職場の環境に恵まれず歯科助手レベルの仕事しかさせてもらえない人や、歯科業界や自分の仕事に希望を持てずに歯科衛生士を仕事として選ばない人が多くいます。
 とても、悲しい事であり寂しい事実と言わざる得ません。責任は歯科医師である私どもにあると感じています。
 きちんと、正しい治療をし、患者様に喜ばれ結果スタッフも歯科医師も共々ハッピーになれるような仕組みは出来ないものでしょうか?必ず出来るはずです。
 「歯科衛生士」の皆さんお互いに患者様のため!!がんばりましょう〜。
  歯科医療は歯科医師だけでできる仕事ではありません。「歯科衛生士」や「歯科技工士」そして「受け付け」、「歯科助手」、「クリニカルコーディネーター」と今や多様なプロが夫々の特徴をいかしてお口の健康をサポートする時代です。そのようなコースタッフの事も少しづつ書いて行きたいなと思っています。