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2012/05/03[院長コラム]介護 を 思う。
こんにちは
ここの所、自分の歯の痛みや所属している勉強会の企画などでバタバタしておりブログの更新が遅れたりしています。皆さんには情報発信が滞っているという事になり、申し訳ありません。
さらに、実は私の父が昨年の11月に脳梗塞で倒れ、つい先頃まで入院しておりました。入院中もなんやかんやと世話で休日が潰れ身体が休まらない日々だったのですが、四月の後半に退院ということになり、現在は在宅介護でさらに身体と心が休まらない毎日なのです。実際は、デイサービを使わせて頂いたりして今のところは比較的手厚い介護があるので、私自身はそれほど介護に携わっている訳ではありません。逆に携わろうにも仕事がありますのでそうもしてられないのが実情です。現在は妻の守実もスタッフとして働いておりますので、所謂日中独居という状態なのですが、先にも述べたデイに行ってもらったり、ヘルパーさんに入ってもらったりしてなんとか凌いでおります。
それでも、介護の経験のある方はよく分かると思いますが、何気ない毎日のちょっとした事を1つ1つ見守りや介助をするというのがチリも積もると結構厳しいものがありますね。さらに、父の場合は排泄の感覚がなく、その部分の世話が大変なのです。
人間、生きている限りは食して排泄をする。これが当たり前の事なのですが、最後に至るまでこの部分の重要さと難しさをつくづく考えさせられます。
食する部分「口は命の入口心の出口」に関わる者としてもっと人間を丸ごと理解し、対応して行かねばならないのかなと、考えさせられます。