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2013/11/24[院長コラム]今年も師走
こんにちは
当たり前ではありますが、毎年来る「師走」。一年を振り返るとよく言いますが、今年は色々ありました。皆さんのお家ではいかがでしたか?
当家では、下の娘の大学進学が決まりました。子育てももう少しって所です。そして、上の娘は大学院への進学が決まり、いよいよ自分自身で切り開いてく人生へ船出です。二人ともまだ、社会人ではありませんが、親としての一区切りを感じます。
一方で当院の医院長だった父が8月に他界しました。19年間、当院で父と一緒に仕事をしたのですが、お互いあまり歯科臨床に関しては語り合った事がありませんでした。もっと色々と話を聴く機会を持てばよかったとも思いますが、今更だから言える事のような気もします。戦中戦後から高度成長時代の真っ直中を生きて来た男でした。永遠にかなわない部分もあり、永遠に認められない部分もあり、複雑な思いです。
そして、父の名義であった「髙橋歯科医院」は廃院し、新規に「高橋歯科醫院」(実際の 高はハシゴたかです。)を開院することになりました。永きにわたる父の医院の歴史、そして新たな私の医院の始まり。いずれも多くの方々の協力と理解を得ての事です。改めて御礼申し上げます。色々とまだ手続きが残っており落ち着かない日が続いていますが、来年の今頃は一息ついていると良いな〜っと思っております。私も55歳になり、歯科医療人としての落としどころを考えなければならない年齢です。一区切りつける事、そして新たに始める事、そして粉骨砕身して継続し続ける事。各々の事柄をまた近々ご報告出来ればと思っています。
昨日は母校(日本大学松戸歯学部)の麻酔科の同門会忘年会でした。若かりし頃、共に楽しい事苦しい事一緒だった方々との一時はとても心の和むものでした。永遠のガキである私もさすがにそういった場に出ると真ん中よりだいぶ上の方の席に居る事になり、友人と思わず苦笑しながら「歳とったな〜〜。」と話し合いました。こんな事を言っていると「なんだ、55歳などはまだまだヒヨッコだ。老成するには早すぎる!」とのお叱りの声が聞こえてきそうですが、戯れ言として聞き流して頂ければと思います。いずれにせよ人生の残り1/3をリセットし再スタートだと感じる今日この頃です。