こんにちは
8月の夏休みも終わり9月に入って、秋雨前線の雨模様が続いています。朝夕刻には草草の下から虫の音が聞こえたりと少し秋の気配が近づいているのを感じます。
一週間夏のお休みを頂いておりました。スタッフも私どももリフレッシュして皆様のお口の健康の為に働いております。
私事ではありますが、私と受付をしています妻はこのお休みの間に、地中海のマルタ共和国に行って参りました。イタリヤのシチリア島の下にある小さ な島国ですが、古から中世の歴史を歴然と残した美しい島国でした。今回はそこで感じた事を幾つかお伝えしたいと思います。 まずせっかくのバカンスでし たので意図的にTVを観ずに居ました。世界や日本の事情に関与せずに居ました。日本の東京で生活していると日々大量な情報にいかに被曝しているかが逆によ く分かりました。バカンスに行っている奴の戯言と言われると思いますが、極普通の生活者に一体どれだけの情報が本当は必要なのでしょうか?疑問に感じて帰 国しました。
しかしながら、そんなのんびりとしたマルタもれっきとしてEU単一通貨ユーロを採用しており。勿論、世界情勢と無縁ではあり得ません。マルタ共和国自体 がユーロの周辺として僻地化しているなかで、メインのマルタ島とゴゾ島の間でさえゴゾ島からマルタ島への若者の流出などの問題が顕在化しているとの事で す。ゴゾ島を案内して下さったガイドさん曰く、ゴゾからマルタにもどると、日頃のんびりして居ると思っているマルタがなんかあせくせしてると感じません か〜!?とのコメントにTOKYOから来た私たちは少し戸惑いましたが、さもありなんと言う気が致しました。
マルタ共和国の人々の外見は実に様々です。中東系の方、ヨーロッパ系の方、そしてアフリカ系の方、夫々全く容姿は異なりますが、同じ言語、同じ文化、そ して同じ大地に根ざしています。帰りがけに中継地ドバイから成田へのジェットで多くの日本人と当然ながら一緒になったのですが、当初「なんと、日本人の外 見の同一性が気持ちが悪かった事か・・・。」自分でもそんな感覚になるとは予想していなかったので大変驚きました。でも、まあ、数時間で慣れましたしその 後は同じ様に思われていた日本人の顔かたちの多様さに改めて感心したりと、日頃は感じない様な感覚がありました。昨今、日本国内に居ても多くの在日の異国 の方とご一緒する機会もあり、さらに海外からの旅行者の方々も多く民族の同一性とは何かを考えずにはいられません。
マルタ共和国自体はとても治安がよく気持ちよくバカンスを過ごせる所でした。中世の町並みがそのまま生活の場になっていたり、先史時代の遺跡が多く残さ れていたり、想像力をかき立てられるバカンスでもありました。皆さんも、機会があれば是非いらっしゃって下さい。地中海というとセレブというイメージです が、飛行機の長時間を我慢すれば必ずしもセレブではなく満足のいくバカンスが可能な所です。
新着情報(お知らせ・院長コラム)
- 髙橋歯科醫院[HOME]
- 新着情報(お知らせ・院長コラム)
- 夏の休暇に感じた事