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インプラント治療なら「髙橋歯科醫院」

こんにちは

あっという間に6月になり、例年より梅雨入りが遅れている様ですが今日はどんよりとして梅雨空のI日です。

ここのところ色々と仕切らねばならない企画が目白押しでブログを書くためにPCの前に座る時間が取れませんでした。5月はついにさぼり、6月のぼやぼやしているうちに半ばになってしまいました。

当院が所属しているPDS研究会（パラデンタルスタッフ研究会　　つまりスタッフ中心の勉強会）という集まりがあり各月で例会を行い各歯科医院がその年のテーマに沿ってプレゼンをしたり外来講師を招いての勉強会をしたりしています。通常は各月お第二水曜日の午後3時から6時まで都内の会議室で例会を行うのですが、年一回6月例会はまる丸一日のスケジュールで盛り沢山の企画がされます。その6月例会が昨日だったのです。例会参加だけならまだいいのですが、今年は当高橋歯科醫院が年間幹事で企画自体を立案実行する担当でありその準備がおおよそ10ヶ月前から始まり本番の昨日は朝から晩までてんてこ舞いでした。・・・・・と言う訳で一息ついて本日ブログを書いています。

今NHKの朝ドラで「虎に翼」というドラマをやっています。今更ご紹介するまでもないと思いますが、女性判事の第一号になった主人公が様々な場面において「はて？」という呟やきをしドラマが進んでいきます。自分の眼前に披瀝された意見や状況に対して「はて？」つまり疑問を呈する訳ですが、疑問を呈すると言うことは眼前に披瀝された意見や状況と異なる自分自身の中の物差しがなければなりません。そしてもう一つ、同じく「虎に翼」での「スンッ」があらわす様に眼前の状況や意見に恭順して流されるのではなく、立ち止まり異を唱えるという行動（実働）が働きとしてあります。ドラマではその実働が主人公の猪突猛進的なキャラクターとしてコミカルに描枯れていますが、実際には「はて？」の後の実働にはかなりの軋轢があるでしょうし思い淀む場面が相当あると思われます。

 

 

けれど大切なことはむしろ「はて？」と立ち止まることではないでしょうか。タイパなどという言葉が流行り効率が求められるこの世界の中であえて立ち止まる。そして見渡す態度が必要なのではと思います。そして見渡し。常に「はて？」という感覚を研ぎ澄まし周りにアンテナを広げることが必要だと思います。現代においては必ずしも眼前の意見や状況ばかりでなく巧みに隠された物事の本質に触れるアンテナが必要なのです。SNSで大量なフェイクニュースが垂れ流され、真実を隠蔽する権力者やそれらに追従するマスコミによる眼前の意見や情報に対してだけの「はて？」では不十分ではないでしょうか。

 

 

 

「虎に翼」は従来の朝ドラファンと異なる若い人たちにも人気だそうです。そうした若い人たちが、「はて？」の大切や勝ち取ったとは言えないものの日本国憲法の人権を含めた基本的な理念や平和を当たり前のものではなく普段の努力によって維持し続けなければならないものであることを感じとって欲しいと願っています。