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こんにちは

2月に入り、東京は季節外れの暖かさだったり一転真冬の寒さだったりの不安定な天候が続いています。

皆さん体調を崩されたりしてはいませんか？

不安定な天候はもとより春が近づいている証左ではありますが、自律神経が狂いやすく疲れが溜まりやすかったりとありがたくない面、そうそう花粉の心配も、がありますね。

実はその2月にお休みをいただいてシンガポール へ行ってきました。実に整備された活力の溢れた都市（国）でした。シンガポール と日本と比べるのは少し乱暴かもしれませんが、日本に帰ってきて羽田空港から用賀への街並をながめて天気のためだけでなく日本の方が田舎臭くドヨンとした暗い空気に包まれているように感じました。

皆さんもご存知かもしれませんがシンガポール は都市国家です。様々な指標で世界トップクラスにランクインしています。皆さんがシンガポール と聞いて思い浮かぶのは勿論まずマー・ライオンでしょうけれども続いてはベイエリアの高層ビル群だったり超近代的なデザインなマリナベイ・サンズや鉄骨で組まれた巨大な樹木が立ち並ぶガーデンズ・バイ・ザ・ベイだったり世界有数のハブ空港であるチャンギ国際空港の巨大な人工の滝だったりすると思います。近代的な都市国家ではあるものの限られた領土の国家であることから水を始め人間が生きていくために生活のほぼ全てのものを輸入に頼らざる得ない、正しく資本主義の恩恵を多大に受けグローバリズムによった国に他ありません。

気候変動が久しく言われ、グテーレス事務総長にして「今、地球は沸騰している。」と言わしめた現代の危機的状況である地球、プラネットを本当に考えるならば、SDGsもまた人間中心主義に他ならずノンヒューマンな世界を搾取し続ける仕組みの維持を目的としている訳で、正しく斎藤幸平氏曰くの「SDGsは大衆のアヘン」であります。私たちはさらにこの宇宙の銀河系の太陽系、地球の奇跡の背景の一つであると言う思いと感性を涵養し生活の変革から社会制度の再創造へと繋げていかねばならないと感じました。

 

参考「人新世」の惑星政治学　　前田幸男　青土社