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2023/09/28[院長コラム]記憶
こんにちは
9月も終わり10月を迎えようとしていますが、厳しい暑さが続いています。天気予報によれば来週10月に入ると季節が一歩進むそうですが、日本の四季から秋が消えようとしているこの事実を皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。
日本の毎年の尋常ならざる集中豪雨や異常高温そして世界的な山火事の多発や異常(例年の)気象を考えるまでなく、国連事務総長グテーレス氏が言うようにまさしく今地球は「温暖化ではなく沸騰している。」と感じます。
さて、過日 松任谷由美氏のコンサートへ行ってきました。松任谷由美氏は今50th Anniversary と称して全国規模でコンサートツアーをしています。50年前と言えば私はちょど中学三年生でした。フォークソングやニューミュージック(死語ですかね)に開眼したのは高校時代でしたので少し遅れてのファンということになります。無論当時から松任谷由美(荒井由美)氏の曲は有名でしたし知っていましたがファンとしうレベルではありませんでした。松任谷由美氏の楽曲に多く触れるようになったのは大学時代後半から車を所有するようになりカーステレオ(カセットテーテープからCDへ)で音楽を聴くようになってからでした。松任谷由美氏の音楽に限りませんが、音楽は聴いていた時代(年齢や境遇、恋人や友人との関係等々)と重なり合い響き合い様々なエモーショナルな感情を呼び起こさせますね。幸運にしてその時代、圧倒的に濃密な時代を過ごす事のできた私は過日の50th Anniversary コンサートで幸せな涙を流すことができました。
そうして居られることが叶った過去の自分の人生と同じくそうして居られる今の自身の境遇に改めて深く感謝の念を持ち、さらにそうした機会を得ることができたことを喜びたいと思いました。