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2022/12/18[院長コラム]2022年の終わりと2023年に向けて
こんにちは
今年2022年もあと二週間を切りました。年末のバタバタとウッカリした思い込みで11月のブログを書き忘れてしまいましたが、皆さんはどんな師走をおすごしですか。当然のことながら毎年・毎年、世界中の其々の人に其々の人生や多くの出来事があるわけですが、この2022年は世界的に見てもそしてこの日本国おいても、この先数十年いや100年にわたり大きな出来事のあった一年として記憶されるのでは無いでしょうか。
冬の北京オリンピックからロシアのウクライナへの侵略そしてコロナ禍での夏の東京オリンピク、サッカーワルドカップ。三年目のコロナ禍の中での中国と台湾の緊張、ウクライナでの戦争に端を発した食糧危機とエネルギー危機の中での世界的インフレーション。地球規模では待ったなしの気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)や生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)。国内では記憶に新しい安倍晋三元首相の狙撃暗殺事件と国論を二分し強行された国葬さらには統一教会と自民党議員を中心とする国会や地方議員との癒着の露呈、エネルギー危機に備えるためとの名目の論点すり替えの原発再稼働、延長。北朝鮮そして中国やロシアの動向を見据えた専守防衛の国是を覆し日米安全保障条約を大きく塗り替える敵基地攻撃能力と増税論。様々な転換点があったように感じます。
世界を見渡した中でのオリンピックやロシアによるウクライナ侵略に関してはもう書きましたのであえて触れません。また、散々これも書いてきたことですが今さらながら政治の重要性をひしひしと感じます。その一方で政治の劣化ひいては劣化した政治(政治家)を選択している国民の無関心と認識の低さに絶望します。それらの問題の他にも、日本国内(世界と共通する問題もある)には様々な問題が山積しています。膨大な借金財政、貧富の格差拡大、差別やヘイトの問題、人口減少、などなど どれもが構造的な問題であにもかかわらず。抜本的な改革に手をつけず、国債だのみのバラマキ政策でのその場しのぎの政治にほとほと呆れるばかりです。
どれもこれも政治家が自分に利する人たちや組織の方ばかりを向き、日本を世界をそして地球をどうしていくのかのビジョンが無いためでしょう。そして国内的にも世界的にも資本の偏りとその過剰な囲い込みが全体的な問題解決を阻害しています。勿論、安寧な生活や日常なくしてビジョンも文化もあり得ません。だからこそ経済の循環を考え資本主義自体を考え直す必要があるのでは無いでしょうか。さらに引き返すことのできないグローバリゼーションの中でコミュニティーを大切にする社会を築き直していくことが私たちホモサピエンスに出来るでしょうか?
年末年始のお休みの中で、また多くの学びをして皆さんと一緒に考え行動する2023年にしたいと考えています。
そして、今年一年 私高橋泰樹や高橋歯科醫院を支えてくださった多くの方々に御礼を申し上げ、来年に向けてまた少しでも多くの患者さんにより良い歯科医療を提供できるよう研鑽し続けていきたいと思います。
一年間ありがとうございました。