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2021/04/04[院長コラム]四月 新人の月
こんにちは
今年の桜の開花前線は訪れが早く、関東近隣のソメイヨシノは終わり八重も今週末が盛りの時期のようです。
当家の八重も満開。今夜から明日の雨で散り急ぐのでしょうか。
東京を含め世界ではまだまだコロナ禍が続き感染力の強い変異株にその比率が移りつつあるようです。フランスでは全土に及ぶ3度目の外出制限が出され、大阪・兵庫・宮城ではまん延防止重点措置が発令されます。東京を含め第四波が言われて居ます。 そのような状況の中でも昨年の今頃より毎日の感染者数は圧倒的に多いものの新型コロナウィルス自体についての知見が蓄積されてきて居るためか、人の行き来を含め卒業式そして入学式など季節のイベントが感染防止策を行なった上で企画開催されるケースが増えているようですね。
小さなお子さんから若者までこの季節を生涯で一度の機会として大切にしてほしいと思います。季節の「春」とともに若者や新人の初々しさや不安や希望・戸惑いといった感情が季節の空気と一体となり私のような初老の大人の心もなんとなくウキウキとさせざわつかせる暦ですね。
今朝新聞に目を通して居ると、モデルなどをされている水原希子さんの記事が目にとまりました。
そこには彼女の辿ってきたプロフェショナルな職歴の中での「好きでたまらない」を追う とか「やりたいことには力が宿る」、「自分に「イエス」と言って」などのメッセージが書かれてありました。私はこれらのメッセージは総じて「若さ」というキーワードでくくれないかな?と感じました。新人や若者は当然ながら生理的なエネルギーに満ち溢れているでしょうし、そうした身体性が背景にあって先のようなメッセージにとなって発信されるのだと思います。もちろん、若者や新人を一括りにカテゴリー化するつもりはありません。逆に様々理由でそんなレッテルを貼られることに苦しめられている若者や新人も居るでしょうし、先の水原さん自身も『私たち一人ひとりを今までのカテゴリーに分類するなんて無理(笑)。だからこそ、周囲に流されない「自分がやりたいこと」を探し続けてくださいね。それがあなたにとっての本物なら力が湧いてくると思います。』と語って居ます。
ポジティブな前向きのメッセージと「若さ」との相関を思う時、逆に齢を重ねるというのことはよくネガティブなイメージで語られることが多いと思います。もちろん年齢を重ねると言うことは決して悪いことばかりではありません。年齢を重ねるからこその世界や身体性というものもあります。しかしこと仕事に関しては、年齢を重ねてもプロフェショナルとしては最後まで仕事を「好きでたまらない」く、だからこそその仕事に「やりたいことには力が宿る」ならくてはいけないのではないでしょうか。
歳をとることによって私たちの仕事である『歯科臨床』 が 「好きでたまらない」とか「やりたいこと」ではなくならないように自戒しながら毎日を過ごしたいと改めて思い、春の空気が後押しをしてくれています。
まだまだ、前を向いて進みたいと感じます。