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こんにちは
 
9月に入り猛暑の夏もようやく終わりでしょうか。ここの所、度重なる台風や秋雨前線による豪雨の被害のニュースが絶え間なく流れています。勿論毎年の事ではありますが年々災害の度合いが酷くなる様な気がするのは私だけでしょうか。被災された方々へ心よりお見舞いを申し上げます。

近頃の世相に感じて、近頃読む本が民主主義やリベラリズムといった関係の本が多い中、今読んでいる「日本国民であるために　民主主義を考える四つの問い」互盛央　の新潮選書　がとても刺激になります。そのなかで、「主権」という問題を取り上げています。
分割不可能な集合体としての国民と、一人一人の個人としての国民・・・・。そして先行して存在する「統治する者」としての「私たちとしての私」と「統治される」私としての私・・・・。社会契約によって生み出された一般意志の存在。
 
其の様な中で、ほとんど出来上がった豊洲市場の盛り土の問題でニュースでは連日「都が事実の解明を進めている。」と行った報道がなされていますが、一体そこで言う「都」とはどなた様なのでしょうか？東京都という行政機関全体？しかし、盛り土をしなかたのは「都」であり、その「都」が「都」を調べると言うのはどういう事だろうか？其の様な事が可能なのか。また、その際に地方自治とはいえ、選挙で選ばれた都議会議員や小池都知事自身は他人事で済むのでしょうか？
みんな知らなかった、騙された。やったのは私じゃない。って言うのでしょうか。
前述の　互氏も書いている様に「消費者民主主義」に陥っているのではないだろうか。私自身も含めてもっと責任をもってウォッチャーするべきではないでしょうか。
今更の4年後の東京オリンピック・パラリンピックも然りだと思います。
 
当院スタッフの参加するPDS研究会の9月例会です。来年は当院が幹事。色々と頑張ります！！！応援宜しくね。