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2010/04/17[トピックス]歯の少ないヒトは心臓病にご注意
自分の歯が少ない人は心臓疾患のリスク高いことが判明
スウェーデンの研究チームが歯周病学専門誌
「Journal of Periodontology」に発表した研究結果です。
自分の歯が少なくなってしまった人は、歯が多い人に比べ、
心臓疾患で死亡するリスクが大幅に高い、そうです。
「心臓血管疾患、とりわけ冠動脈性心疾患は、
歯の本数と密接に関係している。
同じ年齢、同じ性別で比較した場合、
自分の歯が10本未満しか残っていない人が
冠動脈性心疾患で死亡するリスクは、
残っている自分の歯が25本を超える人の7倍に上る」
としています。
この15年で、口腔衛生と心臓血管疾患との関連性を指摘する研究が
数多く発表されてきましたが、今回の発表は心臓血管疾患と
歯の本数との直接的な関連性を示したもの、だそうです。
男女7674人を平均12年にわたって調査し、調査対象者のほとんどが
歯周病にかかっていて、調査期間中に死亡した629人の死因を調べた結果、
299人の死因が心臓血管疾患だったとのこと。
口内や歯周での感染症は体循環系に波及し、
軽度の慢性炎症を引き起こすため、歯の本数と心臓疾患の間に
関係が出てくるのだとしています。
ちる歯CULBより