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2011/06/07[トピックス]インプラントを光機能化。小川隆広教授 

6月5日 (日曜日)に UCLA終身位教授である小川隆広教授と光機能化バイオマテリアル研究会のレクチャーへ行ってきました。とても興味深い知見を得ました。
現在、デンタルインプラントの成功率はイジーケースで92%程度と言われており、骨造成やサイナスリフト、高齢者への難症例を含めればさらに成功率は下がり60〜85%であろうと言われています。過去45年のインプラントの研究でインプラント表面の骨接触面積は50%程度である事が分っています。これは、チタン表面性情の生物学的老化(分子レベルの炭素による表面汚染)が原因であるという事、そしてそれをあるレベルの紫外線を照射する事により浄化し、骨接触面積を98%まで向上させられる事を発見したのが前述の小川教授なのです。
現在、その特殊な紫外線照射器は日本でのみ販売しており、近々様々な恩恵が予想されます。私の所属しているグループでも共同購入(価格が高額なため)が検討され、皆様へより安心で確実なインプラント治療を提供できる日も近いのではと考えております。