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2011/07/16[トピックス]マウス実験で「歯」の再生に成功
東京理科大が歯の再生の新手法を開発しました。夢の治療の実現を期待させる基礎技術として、注目を集めています。
マウス胎児から歯のもとの細胞を採取して、歯の原型である歯胚の段階まで培養後、
プラスチックの型枠に4〜5本並べて入れて、腎臓皮膜下に一時的に移植して、歯が成長するの待ちます。約2ヶ月ほどで大きさが揃って、エナメル質、象牙質、歯髄、歯根膜を備えて、歯槽骨でつながった「再生歯ユニット」に成長させてから型枠を外して、歯を抜いた跡に移植するそうです。
1本移植した場合の詳細分析では、顎の骨と結合して、歯髄に血管や神経もできて、食事咬んで食べられることが確認されました。刺激や痛みも感じることができるなど、
正常に機能しているそうです。 歯槽骨をなくしたマウスでも、再生した歯や歯周組織が
定着したとのこと。
人間の場合は、歯のもとの細胞をどのように準備して、体内や試験管内でユニットまで成長させるかが課題だそうです。移植に伴う免疫拒絶反応を避けるには患者自身の細胞が望ましいらしく、子供なら親知らずの歯胚、大人なら皮膚細胞に遺伝子群を導入して作る
iPS細胞が利用できる可能性があるとしています。
ち歯るんCLUB より