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2009/01/29[院長コラム]生きるための歯科医療
こんにちわ
インフルエンザが流行っているようですが、皆さんの体調はいかがですか?2月になり寒さもいよいよ最後の本番です、ご自愛下さい。
さて、世間では相も変わらず「景気の落ち込みや、100年に一度の不況の嵐、製造業のリストラ」と暗いニュースが続きます。勢い国民は買い控えとなり、消費が益々冷え込むと言う悪循環となっています。
その一方で、妊産婦の救急のたらい回しや医師不足、財政難で閉鎖される医療機関の急増と、命のセーフネットの不備が指摘されています。
さて、ひるがえって歯科医療はどうなのでしょうか。「命に関係ないからね」「ちょっと我慢すれば・・・。」「必要最小限の治療だけ健康保険でやってもらうからいいよ。」「早くて安い歯医者さんが駅前に出来たらしいよ。」という声が聞こえてきそうですね。
人々は『本当に必要なもの』や『本物』を吟味して選択する時代になったのです。歯医者さんでの治療は「本当〜に必要なもの」ではない。と、言う事でしょうか?私は違うと思っています。今この時代だからこそ『生きるための歯科医療』を受けて頂きたいのです。『本物の健康』に目覚めて欲しいと感じているのです。
それこそが、長い目で見ればどんなに皆さんの人生にプラスになり、エネルギーをあたえ、そしてなにより高い経済効果を実現すのかを考えて欲しいのです。
昨今、歯科医師の間では、インプラント治療やキラビやかな審美治療が大流行りです。どこの歯医者さんのホームページを見てもそれらを唱っています。それらが決して悪いとは言いませんし、現に私もインプラント治療や審美治療を行っています。
しかしながら、巷で歯医者さんが言っている程、実はインプラント治療も審美治療も容易ではないのです。治療が大掛かりになればなるほど、その成功率は下がり予後はどうしてもデリケートで不安定にならざる得ません。そして、何よりもそのような治療は治療費用もそれなりの費用になってしまいます。 インプラントも審美治療も『本物の健康』の裏付けがあるかどうかが問題です。
「見せかけ」ではない、『本物の健康』を得るための歯科治療こそが今この時代だからこそ求められるのではないでしょうか。
一方で、「歯の治療は命に関係ないから。」と思いの方へ。「生きるための歯科医療(生きて行くために必要な歯科医療)」があるのです。それは、『咬み合わせ』の問題です。人間はオギャーと生まれて、その時点で基本的には健やかに育つべく身体が与えられているのです。それが、生活をしていく中で様々な習癖によって身体が歪まされてしまいます。顎の位置や歯の並び、歯の位置も同じです。それらが歪むと身体の重心がずれると共に気道(肺に酸素を送り込む道)が狭窄してしまいます。様々な全身への影響が生じてもおかしくない状態になるのです。確かに、女子マラソンの某選手(今は歯列矯正をしていますが)のように『咬み合わせ』ひどくても、健康に問題を感じてない方はいらっしゃるでしょう。けれども、そのような方が「咬み合わせ」を治療したらどんなにか生き生きとする事でしょう
「咬み合わせ」の悪さや「食いしばり」でどれだけ人生をロスしているか?計り知れないものがあります。
(できれば子供のうちに、でも大人になってからでも大丈夫です。)姿勢を正し、「咬み合わせ」を治療し良き食事をする(食育)。これこそが究極の予防医学であり。「生きるための歯科医療」、「生きていくために必要な歯科医療」なのです。そして、その事が最も経済効率が良のですから言うことはありませんね。
未病から無病へ、お口の健康から全身の健康へ。今この時代だからこそ、「生きるための歯科医療」を体験してみませんか?