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こんにちは

年始に中国武漢で新たな感染症の確認があったとニュースになってからはや半年が経過しています。結果6ヶ月以上の期間を経てもコロナ禍の第二波どころか第一波の再燃中であります。一体どうなっていくのでしょうか。

7月24日　本来であれば今日のこの日、TOKYO2020 なるオリンピックの開催日でした。状況はみなさんご存知の通りです。今朝の新聞各紙には新国立競技場で聖火のトーチランプを持ちまるでスポーツのアミューズのように佇む池江璃花子選手を美しく撮影したキャンペーン広告（さすが電通？！良くは出来ている）が大々的に印刷されています。

 

TOKYO2020自体の是非はひとまず置くとして、世論調査ではオリンピックの来年への開催について来年開催、延期、中止がほぼ30％前後で拮抗しているようです。内心は中止ではないかと思いながらも希望的観測や選手たちを慮っての選択がありの結果の拮抗した数字とは言えないでしょうか。トーマス・バッハ会長をはじめ日本の首相、都知事、そして組織委員会の面々を含め自らは中止を言えない立場や面子・利害関係などもあるでしょう。ギリギリの判断をするというタイミングもあるとは思いますが、なるべく早くに中止の英断をし声を上げることが結果的には開催に関わった人々やなによりアスリートに寄り添うことになると思うのですが、みなさんはどう思いますか。損失がどうのこうのと言っている人たちが居ます。当然です。損失は少ない方がいいに決まっていますが、施設を作り終えて今更感ではありませんか？今後の維持費は？？分譲された選手村は？？？まさしく皮肉ではないですがレガシーそのものです。

 

 

それにしても今回のこの騒動で私が改めて驚いたことは、現代のオリンピックの歪さです。開催地争奪に関わる買収劇などは以前から言われてきていますが、改めてアメリカメディアとの多額の契約金で縛られているオリンピック、開催組織委員会はおろか開催地の権限のなさ、なのに様々な制約と注文（イチャモン）一体誰のために何のためのオリンピックなのかと思われている方は私だけではないと思います。大きな利権になっているオリンピックのこうした構造をすぐに変えることは難しいかもしれませんが、世界中の人々がアスリートが声をあげオリンピックを自分たちのものに取り戻すことが必要だと思うし、この機会に多くの人々が私と同じような疑問を抱いている今こそが大きなきっかけになればと思います。

しかしそれにはオリンピックそしてスポーツ自体が資本主義・新自由主義のに取り込まれている現在、スポーツを取り巻く環境を資本主義・新自由主義時から解き放つという踏み込んだ視点がないと難しいかもしれません。その事は私たち人間が社会がスポーツをどう考えどうしたいのか自分にとってスポーツとはアスリートとはを問うことに他ありません。そしてそれは今回のコロナ禍の中で制約されたり自粛せざるえなかった様々な分野にも同じことが言えるのではないでしょうか。　芸術関係である映画、音楽、美術は勿論のこと、居酒屋での一杯、友達とのおしゃべり、家族への見舞い、様々なイベント、そして海水浴や登山、旅行等々等々。今まで特に意識もせず自身の生活の中の一部だったり当たり前な選択や小さな行いが中止や制約・自粛に追い込まれて初めてその不自由さに気づいた私たちは改めて今までの生活を考え直し引き寄せそして場合によっては取捨選択することが求められています。それはとりもなおさず「自分とは」問うことになるのではないでしょうか。

 

そう、つい最近気づいたのです。

今までは漠然としていました。世で言われている「新たな日常・生活様式」に対する違和感や嫌悪。そして茫漠として未だ定まらないwithコロナの世界　それは他でもなく「自分とは」を問うことなのです。

あなたにとって大切なものはなんですか？あなたは何者ですか？？どう生きたいですか（それともどう逝きたいですか）？？？

世界（地球）、アジア、日本、東京、世田谷区、用賀、近隣、家族、恋人、友人、社員・スタッフ、お客様・患者様、等々

つまりは『あなたとは』「自分とは」ではありませんか？

SF小説　「三体」　を読み、まだ自分は宇宙の事までは考えなくていい幸運に感謝し、映画「ぶあいそうな手紙」を観て、今は亡き老いた父を久しぶり思い出し当時の思いやりのなかった自分そして徐々に近い年齢になった自分自身を省みて。

 

追伸　　　直近の東京などの新型コロナウィルス感染に関しての解釈・解説で下記の記事が今私は一番納得しいます。ご興味ある方は検索しお読みください。

東洋経済　政治・経済　コロナ戦争を読み解く　　新型コロナ、日本で重症化率・死亡率が低いワケ　国際医療福祉大学　高橋　泰（泰樹ではない！！笑）教授