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2019/12/24[院長コラム]師走 この一年に想う
こんにちは
今年もあと残すところ一週間となりました。
今、これを読んでいる方はリニューアルしたHPもご覧いただいていると思います。いかがですか?写真や構成をスマートフォオン用に改変しただけでなく。一部内容を追加、削除、改変しております。是非さらっと全体をご覧いただきご意見をいただければ幸いです。
過ぎ去ってしまえばなんとやらですが、今年は本当にドタバタした一年でした。このブログにも書きましたが、年度の始めにスタッフの出入りが危機的に激しく、人材不足も長く続き、院内マネージメントに憔悴しました。幸い結果的に良きスタッフに恵まれなんとか医院の機能を維持できておりますが、日本全体で人口減少のこれからどのようにしていいったらいいのかまだまだ一波乱・二波乱とオフィスを開いているうちにあるかもしれず、将来を考えると気が沈みますが、一年を振り返るとまあまあの一年ではなかったかと思います。心身の老化による臨床の劣化を新たな取り組みや努力・誠意でなんとかリカバーしていますし、まだ臨床を上手くなりたいとの意欲を少しずつではありますが皆さんに還元できた一年だと思います。
一方でそんな思いとは別に、歯科医師である親友が今年の初めに大病を患い遺言を書いたとの話から私もそれをキッカケに遺言とリビングウィルを書きました。時を同じくして遺産相続に関する法律が変わるという時代の動きもありました。たまたまのきっかけではありましたが節目の還暦を過ぎ61歳でそういった事ごとに目を向ける年齢になったんだな〜と感じます。
少し大げさかもしれませんがタイミングというのは人生にあるようで、そんな折来年のPDS(スタッフの勉強会)の幹事から「先生の大切にしている思い」というお題を頂き「え〜!?僕の大切にしている思いって一体何?????なんにも無いんとちゃう!?」と戸惑っているまさにその時多職種間勉強会「ホーム ケア ミーティング 自由が丘」で 自分らしい「生き」「死に」を考える会 の副代表の三浦靖彦先生の話を伺う機会がありました。
ACP(アドバンス・ケア・プランニング )のお話でした。昨今患者さんらのご家族からの抗議等でお蔵入りになった吉本の芸人さんを使った少々ショッキングなポスターでも話題になりましたが、人生の終末をどのようにしたいかをあらかじめ元気なうちに書いておくというものです。いわゆるエンディングノートのようなものです。そしてその中にも正しく「自分らしく生き・死に・するために」その思いを医療従事者や家族、そして周囲の関係者に理解してもらうためにやはり自分にとって大切にしていることや家族のこと大きな出来事などなどを書く欄があるのです。
そんな「自分自身を見つめ直す」機会を二重三重に頂き改めて自分の61年間を振り返り見つめ直した年末でした。
結果、全てに答えが出たわけでは無いのですが・・・・・その一部分は来年初頭のご挨拶の際に少し触れたいと思います。
一年間、本当にありがとうございました。
皆さま、良いお年をお迎えください。
髙橋歯科醫院 高橋泰樹