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2019/01/13[院長コラム]新年 「歯科臨床十人会」
こんにちは
2019年1月です。そして平成も後4ヶ月と言うことですね。
元号が変わり、参議院選挙と統一選挙、色々と変わりめの一年かもしれません。注意深く慎重に毎日を暮らしていきたいと思います。
歯科界も専門医制度の始動やデジタル化の波が押し寄せ来ており、今までと全く異なった次元の覚悟が必要になって来ています。
さて、そんな折四年間務めて来たスタディーグループ「歯科臨床十人会」の会長職がこの3月で終わります。無事終えられたことにホッとしています。
色々なアイデアを具現化し自分なりに努力して来たつもりですし、その間新たな仲間も増えそれなりに成果が出て居ると思っています。その最後の機会に退会者が出たことは残念ですが、組織として成り立つ上でその機構や目指すものと相容れないことは仕方がないですね。
「歯科臨床十人会」は私の臨床の母体です。27年前大学院の先輩に誘われて出向いたその当時会場だった埼玉県 蕨市の浅加剛先生のオフィスへ伺いました。「歯科臨床十人会」は40年ほど前、戦後日本の歯科界の黎明期に浅加先生ら十人が集って立ち上げられた勉強会だと聞いていました。私はその当時大学院以前に臨床系の医局(障害者歯科学教室)に在籍してたり、バイト先の歯科医院でも仕事が出来ると重宝されていたため少し天狗になっていました。「歯科臨床十人会」に参加してメンバーの会話についていけずとてもショックを受けたのを昨日の様に覚えています。
私の補綴臨床の発端になった藤本研修会を紹介しくれたのも、歯周治療とインプラント治療の発端になったロサンジェルスのUCLAへ通うようになったのも「歯科臨床十人会」の先輩方の導きでした。そして、今私の臨床の根幹である筒井塾での臨床の発端、筒井昌秀・照子先生の医科歯科での卒後研究会に誘っていただいたのも「歯科臨床十人会」の先輩方でした。
最近は年一回のプレゼンも写真を撮る慣習が減っておりシンドイことが増えました。この先どれだけ関わっていき後輩たちに伝えていけるか分かりませんが、アドレナリン分泌過剰症候群の先輩(苦笑)たちを見習い頑張りたいと思っています。
先輩方、そしてお互い励ましあった同輩、そして後輩。ありがとうございました。